タウンぶらぶら歩き

画:瀧田 克 氏(ご主人)作
スペイン・アンダルシア地方で生まれたフラメンコ......
そのスタジオ・ヒラソル(向日葵)を1994年にオープンされ、教師として、プロのフラメンコダンサーとして、第一線で活躍中の中尾貴子さん(G21)をお訪ねしました。
スタジオへ......
 リズミカルなカスタネット打音・地をたたく靴音にフラメンコの情熱が伝わってくる。レッスン中である。教師も生徒たちも輝いている。 中尾貴子さんは南山高校から玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒、小松原庸子スペイン舞踊団を経てスペイン留学。
生徒さんたちと 愛・地球博会場にて
数 度の渡西において、マノロ・マリン、エバ・ラ・ジェルバブエナ、パコ・フェルナンデス他多くのスペイン人アーティストに師事され、帰国後、名古屋において フラメンコスタジオ・ヒラソルを主宰。マドリードと名古屋において公演活動・後進の指導にあたっておられます。現在、3才〜80才までの生徒さん達が在籍 され、スタジオ・ヒラソルのほか、NHK文化センター(名古屋・岐阜)・ウィルあいち・岐阜教室・ロングウッド高蔵寺などでレッスンを重ねています。ご家 族は、ご主人と2人のお嬢様、そして愛犬・アモンくん(秋田犬)。
中部国際空港 セントレアにて
インタビューより......
 フラメンコは、ギターと歌と踊りの三位一体であり、盛り上げてゆくもので、ギター・歌・踊りが最小単位の大切なポイントで、あとはパーカッションがはいったりいろんな楽器がはいってきますよ。 踊りは、自分の感情で踊ります。心に響く音楽にのせて、日常の生活の中で感じる喜びや悲しみ、怒りなどの感情を遠慮なく表現し、ほんとうの自分とめぐり会うために、体が踊り、心がおどり、自分が樂器となるんですね。
愛・地球博 出演
 踊りは、自分の感情で踊ります。心に響く音楽にのせて、日常の生活の中で感じる喜びや悲しみ、怒りなどの感情を遠慮なく表現し、ほんとうの自分とめぐり会うために、体が踊り、心がおどり、自分が樂器となるんですね。
中部国際空港 セントレアにて

 フ ラメンコは、人生そのものを歌っていることが多い、かといって暗いだけでもなく、明るく楽しい曲は多いです。しかし、ただ軽く明るいと言うより、その中に 何か人生の深み重みを感じます。そして暗く重い曲でさえ悲しく終わるのではなく、こんなに辛いことがあっても、こんなに哀しいこともあるけれども、人生捨 てたもんじゃないよ、そう、スペインの青くて、高くて、きれいな空のように突き抜けるように、強く生きていきましょう!なんですよ。
  出会って感じてほしい!今は亡きエンリケ・エル・コッホ(コッホとは足の不自由な人のこと)、20代のころまだ、小松原庸子舞踊団在籍中のこと、彼の舞台 を目の当たりに見て、あまりの感動の為涙が止まらず、肌は身の毛立ち 次の自分の出番を忘れてしまいそうなくらいでした。ダンサーのイメージとは程遠い 太った背の低い、小児麻痺を患って脚の悪いおじいさんからは、想像できない程美しく奏でるサパテアード、天空に羽ばたく鳥のようにしなやかな腕使い。魂を 浄化していくような 踊り。空間全体を一瞬のうちに覆ってしまった彼のオーラに呑み込まれてしまいそうになりながら、私たちの踊りのパートをやっと終える ことができました。そのとき、自分が感じることに素直に生き、踊り続けようと決心しました。
 歌も踊りも心の叫びだと思いますから、肩を張らずに素直に自分の心で感じてください、そうすれば素晴らしいものは自ずとあなたの心に語りかけてきます。
  えっ!何も感じるものに出会えない!それは問題ですね。(笑)

中尾貴子さんより 今一課題
  愛犬アモンくん:現在、スペイン在住であるが、日本へ連れて来たいのだが、大型犬のためマンション難。どなたか、良き知恵ないかしら?

スタジオ・ヒラソルHP http://nande.com/flamenco/kyositu.htm
瀧田 克 氏(ご主人) 個展のお知らせ

昨年より、永年の夢であった絵画を、また始められました。
限りなく日本的詩情を漂わせながら、スパニッシュならではの情熱がほとばしる
和洋折中の水墨画の展示。フラメンコダンサー「中尾貴子」をモデルにした作品群などです。
  日 時:1月16日(月)〜1月31日(火)
  場 所:風ギャラリー(東京・中央区・銀座1)・日祝休館
  入 場:無料
常盤会東京支部の皆様、ぜひ、お出かけください。
詳細はhttp://www.kazegallery.com


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