晴天にも恵まれた当日、無事に高校卒業式を終えることができました。
　この卒業生たちは「閉校発表後」に南山国際へ入学した学年です。将来への不安が人一倍強かったと思いますが、彼らの入学により在校生の「安らぎ」も増したと思いますし、何より、教職員の喜びは筆舌に尽くしがたいものでした。
　31名で入学してきた学年ですが、高校卒業時には63名となっていました。下級生は1学年のみ、上級生は年次進行で卒業を重ねていく中、彼らなりの「南国魂」を養っていったことと思います。
　やはり、そこに「良さ」がなければ、人は選びません。
　南国に「何か」があるからこそ、たとえ近い将来に閉校と分かっていても、そこに人が集うのでしょう。
　残すところあと1年となりました。
　今までの40年の歴史を真摯に振り返り、集大成としての1年を迎える所存です。