2011年12月1日
栄三丁目法律事務所は、松坂屋本館の北側、大津通りへの出入り口を出て道を渡ったところのCOIプラザビル7階にあります。つまり松坂屋本館とガスビルの間です。今回お訪ねした鈴木泰子さん(G45)は、ご主人である弁護士の鈴木博之さんが2010年9月に独立、開業されたこの法律事務所で、ともに弁護士をされています。

栄三丁目法律事務所
名古屋市中区栄3丁目 ガスビル南隣のCOIプラザビル7階
「相談しやすい法律事務所」を・・
法律事務所というと、多くは裁判所の近くにあり、少し行きにくい印象をもたれがちです。そこで、少しでも、「敷居」を低くして、「こんなこと相談してもいいのかな、というようなことで悩まれている方が来やすいところ」にしたい、と皆さんが普通によく来る場所、「栄三丁目」のビルに事務所を開くことに。
「法律の相談ごとは、どうしても暗い気持ちになりがちですが、ここなら、お話が終わった後にはデパートで何か食べて帰ろうよ、とか、ちょっと買い物して帰ろうか、とかできますから。できるだけ身近な法律事務所にしたいのです。予約制ですので、ふらっと立ち寄っていただくのはさすがに無理ですが、相談のついでに歩行者天国でも楽しんでいこう、というくらいの気楽な気持ちで利用していただきたいと思っています」
ホームページに「初回の相談料金が5250円」と明記されている点も、初めて相談してみようという方には、とても訪れやすいポイントでしょう。料金がまったくわからないと、不安になる方も多いのでは、と伺うと、「確かにそうですね。弁護士と話をするだけで高額になるのではと思いこんでいました、という方もいらっしゃいました」
もうひとつの良い点は、女性の弁護士さんの方が話しやすい、安心感がもてる、と言われる方が男女問わずいらっしゃるということ。婚姻から生じた問題、個人的なトラブル、交通事故の怪我などは、女性弁護士さんに相談にのってもらいたいという心情になる事例かもしれません。
「夫婦でやっているので、男女間のトラブルなど、夫婦で相談しながら事件を解決していくこともできます。男性、女性、両方の考え方を理解した上で、事件解決に取り組むことが出来ることも、この事務所のメリットの一つでしょうか」
鈴木 泰子さん G45

泰子さんが「弁護士」という職業を選んだのは・・
「高校生のころ『公民』の授業で、社会の仕組みの基本となっているのが法律であると学んで、おもしろいなぁと思ったのが初めでした。それまでは歴史がとても好きでしたが、その授業がきっかけになり社会・法律といったことにぐっと興味がわき、高校2年生のころには大学の法学部に進学することを決意。大学に入ると、周りに弁護士を目指す人も多く、自分も弁護士に、と自然に思うようになりました」。また、高校生のころ、「進路の手引き」という冊子 (これは、当時、進路指導部が作成していた、女子部卒業生の進学・職業選択についての体験談を集めたものです) を読み、この中にあった弁護士になった先輩の「女性が一生続けられる法曹の道を考えてみませんか?」というメッセージを、泰子さんは今でも鮮明におぼえているそうです。重要なきっかけとの出会いだったのではないでしょうか。
名古屋大学法学部に入学され、三年生の時には、刑法・刑事訴訟法のゼミに。夫の博之さんは同じゼミの一年先輩。このゼミでは、3年生の学生が研究発表をする際には、4年生が調査方法などをサポートするサブ的な役割をする伝統があり、ちょうど泰子さんが研究発表をする時に博之さんがサポートを担当。発表に向けてメールのやり取りをしたりといったことがきっかけで、お付き合いがスタートしたそうです。その後、博之さんは順調に司法試験に合格され、ちょうど泰子さんが大学を卒業した年にプロポーズ。結婚された泰子さんは、その後暫くは受験勉強をしつつも、もっぱら専業主婦としての楽しい毎日。しかし、ご主人の仕事振りを見て、弁護士という仕事への魅力に改めて気づかされ、もう一度真剣に司法試験を目指すことを決意。「少し遠回りだったかもしれませんが、この経験もまたプラスになっています」。その後、2008年に司法試験に合格。司法研修所、大阪地方裁判所などでの司法修習を経て、2010年に弁護士登録されました。
「悩みや不安を抱えた方のお話をしっかり聞いて、不安や悲しみに寄り添い、法的に適切なサポートをすることができる弁護士になりたいと思っています」とおっしゃる泰子さん。主婦としての日常体験も、弁護士としての泰子さんを私たち相談者により近づけてくれることでしょう。

相談室は全て個室。明るい色使いの椅子が気持ちを軽くする心理的効果も・・
お休みの日は・・京都が大好き・・

「歴史を感じられる場所が好きで、よく訪れます。京都の街の地図はしっかり頭に入っているほど」
泰子さんおススメの京都は
新緑の八瀬の瑠璃光院
(春秋限定公開)
写真撮影&提供:泰子さん
女子部時代の想い出は?の質問に 「私、高3の時に友達に手伝ってもらって、やっと自転車に乗れるようになったんですよ(笑)。感謝してます!」と語る笑顔に、一気にその場の空気が和みました。
夫の博之さんと共に・・ 鈴木博之さんと泰子さん(事務所の相談室で)

博之さんから見た泰子さんは、どんな方なんでしょうか?
「弁護士としてはスタートしたばかりで、まだまだこれからなのですが、非常に家庭的で、妻として、とてもよくできた人だと思っています」
おふたりの昼食は、泰子さんが毎日手作り。事務所の場所が栄三丁目ですから、レストランも多く、外食には困らないと思うのですが、「お値打ちな魚や野菜、ごく普通の食材などを工夫して、こまごました料理をつくるのが趣味と言えるかも。中高時代はずっと割烹部でした。あの頃はお惣菜よりケーキやクッキーが多かったですけど(笑)。最近は『冷凍のわざ』も身につけたんですよ。このあいだは主人の実家からバナナをどっさりもらったので、バナナケーキを2本焼いて、ひとつは冷凍しました」
料理はストレス解消にもなっているという泰子さん。多忙だからこそ技と時間をうまく使い、見事に仕事と家事を両立させていらっしゃる様子がわかります。
泰子さんのとても家庭的な一面と、それを高く評価されている夫の博之さん。このパートナーシップの良さ、温かさが、「安心感のある、身近な法律事務所にしたい」という、お二人共通の目標に自然につながっているのではないでしょうか。社会的に、今後も益々その役割が重要になってくる弁護士というお仕事。その法曹の道を選ばれた泰子さんの真摯なお話し振りがとても印象に残りました。
文:あべ&写真:しおのさき
栄三丁目法律事務所
【データ】
郵便番号 460-0008
住所:名古屋市中区栄三丁目15-27
COI名古屋プラザビル7階
電話:052-262-2600
FAX:052-262-2606
営業時間:9時30分から17時30分
定休日:土曜・日曜・祝日
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