『六四五年への過去わたり 平城京の氷と飛鳥の炎』 牧野 礼(G49) – Nanzan Tokiwakai Web
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同窓生の書籍紹介

2022年6月11日

『六四五年への過去わたり 平城京の氷と飛鳥の炎』 牧野 礼(G49)

著者
牧野 礼(あや)(G49)
出版社
くもん出版(2022年6月刊)
価格(税込)
1,650円

はらはら、どきどきの歴史ファンタジー

==帯より==
探せ!『日本書記』に必要な〝ラストピース〟
平城京(ならのみやこ)から、大化の改新がはじまる飛鳥の地へ、
70年の時をわたるタイムスリップ

===カバー見返しの紹介文より===
平城京(ならのみやこ)に置かれ、占い・天文・時・暦にたずさわる部署、陰陽寮(おんみょうりょう)。天文博士のもとで星図をかく星読みの青年、言祝(ことほき)にはとくべつの秘めた務めがあった。
大化の改新がはじまる直前まで、飛鳥の地には、『日本書紀』をまとめるために欠かせない書物があったという。蘇我氏が滅びる乙巳の変によって、一族とともに焼失したそれを探しだし、炎にまかれる直前に持ちかえってくるようにとの命を受けた言祝。ありかをつきとめるため、蘇我の邸にまぎれこませる女の子(めのこ)として、言祝が見こんだ少女、沙々(ささ)。
平城京と飛鳥、およそ70年離れた時をこえて過去わたりをする二人に訪れた結末は……。

著者紹介
牧野礼(まきのあや)
愛知県生まれ。小学生のころより小説を書きはじめる。南山大学人文学部日本文化学科卒業。
『滝まくらの君』(岩崎書店)で第6回ジュニア冒険小説大賞を受賞、デビュー。
ほかの作品に『夢見の猫 風の犬宮』(くもん出版)、『ユニコーンの乙女』シリーズ(講談社青い鳥文庫)。