堤佐代子さん(G22)平和を祈る音楽会 浦上天主堂 8月4日(日) – Nanzan Tokiwakai Web
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同窓生のお知らせ

2024年4月20日

堤佐代子さん(G22)平和を祈る音楽会 浦上天主堂 8月4日(日)

堤(花井)佐代子さん(G22)より
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私は、仲間と、長崎の浦上天主堂で、平和を祈る音楽会を開催して
今年は11回目になります。

できれば、ずっと継続できるように、次世代に繋ぎたく。

日時:8月4日(日)13時30分~15時30分
会場:浦上天主堂

(長崎県長崎市本尾町1-79)

参加費:音楽会受付にて、チャリティーをお願いします。
このチャリティーは、日々、平和のために活動している「長崎大学核兵器廃絶研究センター」へ、全額寄付させていただきます。

ちらしPDFはこちら

■平和を祈る音楽会の開催趣旨■
音楽でひととひとが平和のうちに繋がる。「音楽ができることは平和そのものである」と思えるひとが集まって、音楽を演奏し、平和を祈り、ひととひとが平和のうちに繋がることを大切にし、広げたい。

■はじまり、歴史■(記:「平和を祈る音楽会」実行委員会事務局 堤佐代子)
2014 年ドイツ在住の友人が言った。「日本では市民が核反対を積極的に言わないの?被爆国でしょ?ドイツでは非核の国民意識も高い。僕は日本人だから、演奏するのであれば、広島か長崎の爆心地で平和をテーマに非核を訴えるようなコンサートをしてみたい」と。

そこからスタート。「日本人として何かしないと!」と、模索が始まったのでした。
あるとき、主人と同職の病理医で長崎大学元学長故土山秀夫先生に会える機会を得ました。私は、長崎原爆資料館で土山先生の被爆体験を 2時間ききました。衝撃的なお話でした。そのとき、土山先生に長崎で平和をテーマにした音楽会を開催したいと話すと、「音楽を楽しめることは平和そのものですよ。平和を祈る音楽会開催は大賛成です」といわれたのです。

そこで、南山学園卒業の私は、大橋嘉男先生(長崎南山の元校長、南山短期大学元学長)と親交がありましたので、さっそく、大橋先生に「浦上天主堂で音楽会を開催できるでしょうか?」と相談しました。大橋先生は笑顔で「門はたたかないと開かない」と言われたのです。

その後、大橋先生は当時の浦上教会小島主任司祭さまにお話してくださり実現できたのでした。
初回2014年8月。2年目から10周年まで久志主任司祭さまのご理解とご支援のうちに開催できました。信徒のみなさまとも親しくなりました。実に多くの方に支えられてきました。目標10回開催を終えました。今後に向けて持続可能を目指します。