Hyoyun Kim(金 孝妍)さん(K06)「ふあっとアート蔵部」日本酒コラボ – Nanzan Tokiwakai Web
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同窓生のお知らせ

2021年6月16日

Hyoyun Kim(金 孝妍)さん(K06)「ふあっとアート蔵部」日本酒コラボ

*「ふあっとアート蔵部」とは?
岡山県赤磐市(あかいわし)の利守酒造が岡山県内外で活躍するアーティスト12人とコラボし、その作品をラベルに採用した日本酒を限定販売。ラベルのほとんどは1枚ずつの手作りとのこと。
ふあっとアート蔵部

作家コメント
日本酒をもっと知ってほしいという酒一筋の利守酒造の気持ちと、お米から日本酒になるまでの過程が、人間と環境と時間が相互に影響し合い、一つのものを成していく姿が、私の作品作りと通じる部分でした。私の作品も、自分の意思だけで成り立つものではなく、材料や道具、そして環境が相互作用して成していくもので、遠くからは宇宙からの、太陽や月の光や引力も私たちに影響を与え続けていることを意識し、日々制作をしております。伝統を守ること、そして伝統から新しい方法論を見つけることは、発展した未来を切り開く一踏みだと思います。全く違うジャンルと関わることで有効的な化学反応が起きたように感じます。このコラボ作品を五感を通じて味わい楽しめていただけるとこの上なく嬉しく思います。
関わる皆様へ大いに感謝致します。
2021.5月
金孝妍

純米大吟醸・原酒
アートラベル
50本全て絵柄が違います。世界に一つだけの原画ラベル。
裏側にサインと番号記載。
作品素材:純銀箔、富山県越中八尾和紙、ポリマーワニス
サイズ:約8x12cm 制作年:2021年
*ラベル作品は剥がして保管できるように貼っております。保護剤は塗ってありますが、濡れた手などの場合銀箔が剥がれる恐れがあります。綿の手袋をして剥がすか、乾いた手で剥がしてください。剥がした後、他の紙を表に置き保管するか、小さな額に入れておいてもいいと思います。

原料米:雄町米100%
精米歩合:40%
アルコール分:16度
容 量:720ml ◎50本限定
 *雄町(おまち)は、全国で栽培されいて、その9割は岡山県産。
  雄町は優秀な酒造好適米であり、各地で交配種として使用され、現存する酒造好適米の約2/3の品種は雄町の系統を引き継いでいるといいます。
  稲の丈が150〜180cm。台風に弱く扱い難いため生産量が減り、昭和40年代で絶滅危機だったのです。
  利守酒造は、約40年前に雄町復活から赤磐雄町として日本酒を産んでいます。

金孝妍さんのInstagramはこちら

金孝妍 Hyoyun KIM
1980年 韓国生まれ 現在岡山在住
2001 Beaux-Arts de Paris international Exchange program (パリ/フランス)
2003 弘益大学絵画科 卒業 (ソウル/韓国)
2005 弘益大学大学院絵画科修士課程修了(ソウル/韓国)
2018 倉敷芸術科学大学院 芸術研究科 芸術制作表現専攻博士課程修了(岡山)
2021 倉敷芸術科学大学 芸術学部 非常勤講師(`19-)

主な展示
2021 個展「付随性シカク」(岡山天満屋/岡山)
2020 個展「Vol.1 Konseki そして飛び立つもの」ArtProjectHeatBeat@(加計美術館/岡山)
2020 「I氏賞受賞作家展Spurその先にある景色」(岡山県立美術館/岡山)
2020 「岡山芸術祭まちぶらりアート〜繋がり探訪~」蔭凉寺担当(䕃涼寺/岡山)
2020 「SEOUL・TOKYO・MOKPO展」現代美術日韓展企画 (ソウルHギャラリー、
カッバウィ美術館、広州市立美術館・巡回展/ソウル、木浦、グムナムロブングァン/韓国)
2019 個展「痕跡の進行相」(ギャラリー倉敷/岡山)
2019 「第三回日中韓芸術展」(茨城県つくば美術館/茨城)
2018 個展「作為と無作為」(加計美術館/岡山)
2018 個展「線色x色線」(アンクル岩根ギャラリー/岡山)
2017 個展「線ヲ思フ」 天プラ・セレクション Vol.79 (天神山文化プラザ/岡山)

主な賞歴
2018年 加計美術館賞 大賞
2017年 第10回岡山新進美術家育成「I氏賞」 奨励賞
2017年 日中韓芸術展 優秀作家賞
2016年 第2回石本正日本画大賞展 奨励賞
パブリックコレクション
岡山県立美術館、加計美術館