Welcome to 「箱根ドールハウス美術館」 新美康明さん(S23) – Nanzan Tokiwakai Web
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同窓生のお知らせ

2016年11月27日

Welcome to 「箱根ドールハウス美術館」 新美康明さん(S23)

2016年7月15日・根根芦之湯にオープンされた箱根ドールハウス美術館を紹介いたします。

神奈川県足柄下群箱根町芦之湯84の55  0460(85)1321


箱根町芦之湯の旧町立箱根芦之湯フラワーセンターの跡地にオープン


美術文化プロデューサー・館長の新美康明さん(S23)


ドールハウスの国際基準は実物の12分の1の模型

調度品や衣服も精緻に再現する

【ドールハウス】
ドールハウスは「小さな家」という意味で、16世紀中頃、ドイツの貴族が娘のためにマイスターに作らせたのが始まり。以来、貴族の間で流行し、オランダやイギリス、さらにはアメリカの一般の人々の間でも人気となった。我が国でも1900年代後半にお目見えした。
ド―ルハウスは、いわばミニチュアの美術工芸品。実物とそっくり作るための技術はもちろん、知識や想像力、そしてなにより愛情が欠かせないポイント。見どころも作品によってそれぞれあって、そのこともクラフトの王様と称されるドールハウスの魅力となっている。

【箱根ドールハウス美術館】
新美館長のコレクション百数十作品のうち約50作品を紹介している。

20年前、子供のための美術展を企画していた新美さんは、各国の風俗や文化を紹介するため、家や家具をミニチュアで展示しようと考え、1996年、オランダに開館したドールハウス美術館を訪れた。そこで、ドールハウスが子供向けでなく、大人の工芸クラフトだと知り、収集を始めた。

箱根では、世界の2大コレクションといわれる「モッツ・ミニチュアコレクション」(米国)、「ビビアン・グリーンコレクション」(英国)を中心に展示。新美さんによれば、「モッツコレクションは、『大草原の小さな家』で有名な1900年代初頭のアメリカの様子が俯瞰的にわかる」

新美さんは、後継者不足で美術館を閉鎖するモッツ家から、「感動をみんなで分かち合えるようにしてほしい」と涙ながらの懇願でコレクションを譲り受けた。

【開館時間】
10時から18時(最終入館17時半)
2016年12月末まで無休

【臨時休館】
2017年1月から3月は展示替えのためお休み

【入館料】
2016年12月末までオープン記念価格
大人    1,000円
学生(中高大) 800円
小人(小学生) 500円
団体割引(20名から)20%OFF
障がい者割引(介添え1名まで)50%OFF

【アクセス】
郵便番号:250 0523
住所:神奈川県足柄下郡箱根町芦之湯84の55
電話:0460(85)1321

電車:小田原駅・箱根湯本駅より箱根バス停芦之湯下車0分
車:◎東名厚木ICより小田原厚木道路ー国道1号あるいは箱根新道経由
◎東名御殿場ICより仙石原経由
◎芦ノ湖まで車で5分
◎大型バス可 駐車場あり